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先祖が食べてきた食材を使う

現在、医療の進歩のおかげで平均年齢は延びておりますが、病気の発症は低年齢化となっています。原因は食の乱れと食の変化により昔には掛かりにくかった病気が多くなっているといわれています。

我々は今まで食べ慣れていなかった動物性たんぱく質の食材を過剰に摂取し、化学調味料(うまみ調味料)で簡単な味付けをした食品を採取した代償がこのような疾病率の高まりを引き起こしたと考えられます。
日本人が欧米にならって肉(牛・豚)を食べはじめたのは、明治の初期といわれています。うまみ調味料が使われはじめたのがちょうど100年くらい前、大衆に流通しはじめたのは50年ぐらい前といわれていますので、それらを常用的に摂取しはじめたのは実はつい最近の出来事なのです。

ほんぽでは日本に古くから伝えられる「身土不二」という考えを尊重し先祖が食べきた食材を使うことにこだわっています。
※「身土不二」とは米を主食として野菜・魚介・海藻・果実を摂取し、私たちの「身体」と、生活している「土地」は同じものである、という考え方。その土地で採れたものを、その場に住む人々が食べることによって、一番体に馴染んだ食事ができるということです。