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ご挨拶

代表ご挨拶

海の恵みの味を品質に託して130年

 青く、限りない海。そこには無数の魚が群れ泳ぎ、海藻が森のように生い茂る豊かな世界が広がっています。私たち日本人は古代から、この海の育んだ魚や海藻を豊富に取り入れて、健康的な食生活を営んできました。
 弊社は、北陸・金沢に生れ、京都の朝廷御用達の昆布店の主 本保多十郎が明治27年(1894年)北廻船が盛んに往来し、江戸江渡時代より昆布をはじめとする良質な海藻類が集積する下関の地で創業以来130年に渡り、厳選した原材料に創意工夫を加えた海藻加工品の製造・販売を中心に歩んで参りました。
 この半世紀、日本人の食生活はめざましい変化を遂げてきました。戦後まもなくの洋食化、経済成長とともに到来した外食化、そして「一億総グルメ」という名の飽食の時代を経て、健康長寿への志向から、世界的に「日本型食生活」が見直される時代を迎えています。 食は いのちの源であり、健やかな毎日の基盤となるものです。二十一世紀を迎え、人は「食」に対しより一層安心、安全、健康価値を追求する成熟社会に対応し、私たちはより一層お客様にご満足いただけるよう「暮らしの中の味づくり」に努めてまいります。
 また、SDGsなど地球環境を守ることが改めて問い直される今私共の商品と密接に関わる海との関わりについて、ブルーカーボン生態系の保全・再生、藻場の保全・創造によるCO2の吸収や気候温暖化の抑制についても 今後 研鑽、努力したく考えております。私共は、今一度 会社の使命を自覚し、永年培った技術とノウハウを生かした良質な製品作りや新商品の開発を通じて、より健康で心豊かな食生活をご提案するとともに、みなさまの多彩なニーズにお応えしていく所存でございます。
 今後とも、引き続きご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
代表取締役社長 本保 浩司

経営理念

1.存在意義

  1. 社会との共生を図り、海藻・農産物を中心とした地球資源の保護向上に努めよ。
  2. 古き良き和食文化を世に広め、人間社会に必要不可欠な企業であれ。
  3. お客様に対する安心・安全の基本姿勢を第一義とし、利益はその見返りと位置づけよ。

2.経営の姿勢

  1. 生産財・人材・資金などの経営資源を適切に準備し使用することを確実にせよ。
  2. 経営方針を達成するために全社目標・部門目標を設定し実施せよ。
  3. 活動が適せつ有効であることを終礼・会議体で適時に検証せよ。

3.行動規範(経営者・従業員の行動指針・心得)

  1. 自発・自治・自覚からなる三自の精神を貫け。
  2. 私利私欲を捨て、職責を全うせよ。
  3. 己を管理するのは他人ではない。自身である。